年齢に基づいた投球数 |
昨年までリトルリーグの投手は1試合に6イニングという投球制限がありましたが、今シーズンから
「1試合6イニング」が以下のように「年齢に基づいた投球数」に変わりました。 ▼10歳以下=75球 ▼11〜12歳以下=85球 ★休息時間
この年齢による投球数の実施と並行して次のように休息時間も決まった。 ▼選手が1日に61球以上の投球をした場合=3日の休息 ▼選手が1日に41球〜60球の投球をした場合=2日の休息 ▼選手が1日に21球〜40球の投球をした場合=1日の休息 ▼選手が1日に1〜20球の投球をした場合=休息日は必要としない
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離塁の制限 |
普通の野球の場合、走者が塁から離れるのは自由ですが、リトルリーグには制限があります。つまり投手が投球した球が打者にとどく前や打者が球を打つ前に走者は塁を離れてはいけないことになっています。これに違反し塁から早く離れて得点しても、その得点はみとめられません。もちろん走者はアウトになりませんが、もとの塁にもどらなくてはならないことがあります。
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投手への制限 |
 肩やひじの保護のため、投手は最大85球と投数が決まった
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グラウンドの大きさなど |
内野は一辺18・29メートルの正方形とする。外野フェンスまでの距離は60・95メートル以上なければならない。
バッター・ボックスは縦1・82メートル、横0・91メートルの長方形とする。
コーチス・ボックスは1・22メートル×2・44メートルとする。
本塁は五角形のゴム板で表示する。一辺が43・2センチの正方形の2つの角を切り取り、一辺を43・2センチ、二辺を21・6センチ、二辺を30・5センチとする。
ベースバッグの大きさは35・6センチ平方から38・1センチ平方以内とする。外辺の厚みは5・7センチ以下とし、中に柔らかい材料を詰める。
投手板は横45・7センチ、縦10・2センチの矩形の白色ゴム板とする。投手板の前縁から本塁の後部先端までの距離は14・02メートルとする。
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使用するボール |
使うボールはプロ野球と同じものです。重さが141・7グラムから148・8グラムのもので、周囲が22・9センチから23・5センチ以内のものです。
 使うボールはプロ野球と同じ
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使用するバット |
使用できるバットは、木製でも金属製でもかまいません。長さが83・81センチ以内のもので、大きさは直径5・71センチ以内のものです。
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使用するスパイク |
金属、くさびの付いた靴は使えません。ゴム製くさびの付いた靴は使えます。
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ヘルメット |
ヘルメットは両耳つきのものを1チーム最低7個用意しなければならない。打者、次打者、全走者及びコーチは、このヘルメットを着用すること。成人のベースコーチについては任意とする。
 打者は両耳つきのヘルメットを被って快打をねらいます
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プロテクター |
男子プレーヤーは全員サポーターを着用すること。捕手(男子)は金属、ファイバーまたはプラスチック製のカップ型サポーターを着用するものとする。捕手は「襟つきの長い胸当て」「のど当て」「すね当て」「捕手用ヘルメット」を着用すること。捕手は練習中、投手のウォームアップ中及び試合中は「マスク」「のど当て」「捕手用ヘルメット」を着用すること。
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ユニホーム |
チームのプレーヤー全員は、同じ色、仕立て、スタイルの番号の付いたユニホームを着用する。公認のリトルリーグ・ワッペンはユニホームの左袖の上部に付けなければならない。
監督、コーチは、通常のユニホーム及び金属スパイク靴を着用してはならないが、帽子、スラックス、シャツは着用しても差しつかえない。
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使用できるミットまたはグラブ |
捕手は捕手用ミット(一塁手用ミットまたは野手用グラブとは違う)を使用しなければならない。手を保護できるものであれば形状、サイズ、重さの制限はない。
一塁手は縦(先端から末端まで)が30・5センチ以下、横(親指のまたからグラブの外線まで)が20・3センチ以下のグラブまたはミットが使える。重さの制限はない。
一塁手と捕手以外の各野手は縦が30・5センチ以下、横(親指からグラブの外縁まで)が19・4センチ以下のグラブを使用できる。重さに制限はない。
投手のグラブは、縫目、紐、網を含めた全体が一色でなければならい。但し白色または灰色であってはならない。
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公認用具 |
ユニホーム、木製バット、金属製バット、スパイク、ボール、グラブ等はリトルリーグ本部公認の製造業者によってつくられたものを使うことになっています。
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規約日本語版 |
07年リトルリーグ公認規約競技規則(トーナメント規則及びガイドライン)の日本語版(解説書)については所属連盟にお問い合わせ下さい。 |