武蔵府中が猛打で初優勝−ミズノ杯春季関東選手権

 リトルリーグ野球のミズノ杯春季関東選手権大会が27日、千葉県銚子市の桜井町グラウンドで準決勝、決勝を行い、武蔵府中リーグ(東京)が猛打で圧倒、初優勝を飾った。準優勝は港北(神奈川)、3位は上尾西、川口(ともに北関東)の各リーグに決定した。

2003年度ミズノ杯春季関東選手権
▽決勝
港  北
武蔵府中 ×
(港)當麻−潮木
(武)田中−小野沢
 本=當麻(港)

武蔵府中・田中は“超リトル級”

 武蔵府中リーグに、「超リトル級」の選手が登場した。田中裕太郎投手(12)。今大会3試合で4ホームラン、投げても決勝戦で12奪三振で完投と、まさに大車輪の活躍だった。「打撃はつまってばかり。ピッチングの方はスライダーがよかったです」と笑顔で振り返った。打てばホームランという打撃と、力強い速球は、まったく相手をよせつけない見事なものだった。「つながりのある打線、全員野球の勝利でしょう。でもこれからですよ」と大前益視監督(53)は全日本選手権に向けて油断はない。



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